上が以前の絵です。(ヒント:輪石
下の現在の絵と比較してください。
東陽村(当時)の石匠館の古田館長(当時)に
ご指摘いただきました。
どこがおかしいのか、お解りでしょうか?
輪石を下から見た並び方がおかしいようです。
石の描き方(並べ方)が違っていました。
輪石が一列に並んでいなかったのと、
壁石との位置関係にも誤りが。
何も考えずに描いていたのですね。
ご指導ありがとうございました。(H.9.12.7)

ところが「中国にはそのような並び方の輪石もある」
との情報も。よって「間違い」とは言い切れない。
自然石橋などの乱れ積みとも考えられるとのこと。

ところで、この絵は東陽村(現在の八代市東陽町)の
蓼原(たでわら)橋をイメージしたもので
東陽村のパンフレットの写真をもとに描いたものです。
最初に描かれた絵は蓼原橋の輪石や壁石の
積み方とは大きく違っています。
写真を参考に描いたのに、正確に見てなかったんです。


更に、もう一ヶ所訂正することになりました。
輪石の厚さです。
そこで少し厚くしてみました。
描き直すほどの事でもないとも言われましたが、
ちょっと描き直しただけで、だいぶ力強くなりました。
尾上さん、ありがとうございました。
さすが現代の肥後の石工ですね。(H.10.5.25)
それでもなお、輪石の厚みが足らないようです。
縦と横の比が逆に3:2くらいに!


お陰で、私たちの石橋を見る目も
徐々に深まってきたようにも。

<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

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