山鹿市の石橋3

山鹿市の石橋 旧山鹿市2 山鹿市鹿北 鹿北2 山鹿市菊鹿


2005/01/15、鹿央、菊鹿、鹿北、山鹿、鹿本が合併、新しい山鹿市が誕生!
山鹿市鹿北町の眼鏡橋2基と南島と鹿央町の石橋を!

 
板曲(いたまがり)橋 山鹿市鹿北町椎持
N 33゜06′09″ E 130°41′59″高61m
鹿北の市民グランドより国道3号線を1kmほど南下した3号線沿い右手の岩野川の河川敷にあります。元々県道18号線沿いの椎持板曲地区にあったものですが、平成7年撤去され、その後ここに移築復元されています。道路工事で撤去されるという「中の川内橋」も移築できればいいですね。
 
上麻生(かみあそう)橋 山鹿市鹿北町椎持
N 33゜06′09″ E 130°42′59″高135m 橋長:約4m 橋幅:約2m
国道3号線から菊鹿町への県道18号線を1.7km進んだ酒店手前(柿原バス停)を右折、2km進んだ右手にコンクリート橋があるが、その手前100mの右手田圃の中。ややもすれば見逃しそうですが、下方を見ればしっかりとした輪石が健在。「この架橋では支保工は組み立てず、雑木を薪のように丸めて支保工の代わりとして輪石を組んだ珍しいもので、案内板も必要」とお近くの古家様。(12/27は光が強すぎ輪石が写らず、1/5に再訪)
 
南島本村(みなみじまほんむら)の石橋
山鹿市南島
N32゜59′52″E130°41′18″高27m
山鹿大橋から1km程南下した右手(西)の田んぼの先にある石桁橋。
岩原(いわばる)の通水橋
山鹿市鹿央町岩原
N32゜59′33″E130°40′24″高46m
装飾古墳館近くの古代ハス池の物産館駐車場側にある石桁水路橋。
岩原(いわばる)の眼鏡橋
山鹿市鹿央町岩原
装飾古墳館近くの古代ハス池と駐車場の間にあるコンクリート製の新しい眼鏡橋。最初、通水橋と勘違いし、ここに紹介していました。
金剛乗寺石門
山鹿市下町
建立:文化元年(1804) 石工:甚吉
石橋ではない。山鹿最古のお寺(天長年間に空海が開山したという)のアーチ造りの石門。

撮影:2005/12/27 上麻生06/01/05、岩原通水橋06/03/16、金剛乗寺石門2007/12/30

 ここに紹介した石橋は全て山鹿市立博物館で教えていただきました。上麻生橋はこれまで捜し切れずにいたもので、板曲橋の復元も知りませんでした。板曲橋は平成7年に撤去されていたのですが、移築復元できたとはうれしいことです。ところが今度は中の川内橋が撤去され、移築等の予定もないという残念な情報も。山鹿市博物館で、2006年1月15日から3月末まで「やまがの石橋展」が開催されます。石橋展には5市町合併で誕生した新「山鹿市」を石橋でつなぐという期待感も、中の川内橋復元も今後の盛り上り次第かと期待しています。
 ところで、新「山鹿市」の中で、旧鹿本町にだけ石橋が確認されていないようですが、桁橋なら存在するのではないでしょうか。更には眼鏡橋の写真などが残っている可能性もあります。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。石橋が市民相互の架け橋となり、新「山鹿市」の更なる発展につながっていくことを期待しています。
 岩原の通水橋はすぐ下流の新しいコンクリート眼鏡橋(上に写真あり)と間違えていました。閲覧者の方からのご指摘を受け、山鹿市立博物館に確認し、新たに撮影して参りました。

最終更新:2008/02/05 <制作:熊本国府高等学校パソコン同好会>

 
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