卒業生に聴く会の感想

3年学年通信(2004.6.24 文責:本山先生)より


 6月22日(火)6限のロングホームを利用して6名の卒業生に話を聞きました。就職している2名の先輩は社会に出るということはとても厳しいということを、進学している4名の先輩は目的意識がない人は進学しても意味がないということをそれぞれ経験を元に話してくれました。感想を紹介します。

仕事場でのマナー、先輩への敬語、服装、など高校生活では注意されるだけですむけど社会に出てからは絶対許されないという言葉を聞き、いまの自分達には全く自覚がないと思った。まずは自分が自覚を持ち社会に出ても恥ずかしくないように高校生活からしっかりしていこうと思いました。(S男子) 就職した先輩の話を聞くと「楽!」と言われた先輩は一人もいませんでした。みんな「つらい!」とか「厳しい」と。しっかりと考え、自分が本当にやりたい仕事につけるようにしたい。せっかく就職したのに1日や1ヶ月で辞めるなんて馬鹿らしいので後悔しないように決めていきたい。(S女子)
やりたいことを見つけない限り進学しても意味がない。たとえ進学してもやる気がなければ意味がない。とおっしゃっていた。専門学校へ進学を考えているが、先輩の話しを聞き少し覚悟が出来た。(S男子) 大学はもっと気楽なのかと思っていましたが、やはり中途半端な気持ちではいけないようですね。勉強も難しくなる、高校時代の今,基礎学力をしっかりと固めておかないといけないと思いました。(S男子)
就職した先輩は、みんなそんなに甘くないということをおっしゃいました。実際、私の先輩も「厳しいし,高校のほうが断然楽だ」とおっしゃいます。私もそんなに社会を甘いと思っていません。やっぱり、今よりも誰の手も借りずやらなければならないことがたくさんあるし、自分の責任は自分でとらなければならない。実際に社会にまだ出ていないからそこのところは良く分からないけれど、今できることを準備しなければならないことを再確認することができました。これから頑張ります。(S女子) 私には夢があるので学ぶ目的があります。進学も就職と同じように日々の生活がとても大切になってくると思いますが、就職と違うことはお金を支払うということです。お金は、自分ひとりでは支払うことができません。親に出してもらうことになると思います。自分で働いたお金ではないので無駄にしてしまいそうですがお金の貴重さと親のありがたさを感じながら目的意識をもった学生生活を送ることが大事だと話を聞いていて思いました。(J女子)
就職した先輩の話は、すごく良かった。今の自分を見つめなおす良い機会になった。自分も就職を考えているのでいろいろと考えさせられた。もっとたくさんのことを学び勉強し大人へと成長していきたいと思いました。将来のことを考えて行動していきたいと思いました。これからも人生の先輩達に話を聞き、もっと自分を知ろうと思いました。(S男子) 僕も先輩と同じように今まで勉強したことのない勉強が必要となる工学部にいきたいと思っているので先輩がおっしゃったように、あきらめずにその学部の勉強が好きになるように大学に入っても努力をしないといけないと思いました。先輩達の話を聞きながら、非常に危機感が出てきました。自分の学習のスタイルをまた、見直してみたいです。(F男子)
就職した先輩の話を聴いて社会に出たら身だしなみ、挨拶、敬語、気配りが大切だということが分かりました。どれも社会に出て急にできることではなく、今から身につけていくことが必要だと思いました。また、どこでもいいっていう気持ちで職場を選んでも長続きしない、会社のことはちゃんと調べて知った上で就職することが大切だということも解りました。(S女子) 先輩方の受験の話を聞くことができて、部活をやっていてもこれだけはと思ってやっていたことや、自分のやりたいことを確認する大切さが分かりました。高校では先生に一つ一つ構ってもらえるが、大学は「しないなら辞めろ!」というように、何事も自分でやらねばならないという責任の違いを感じました。先輩方の話を聴くことができ、本当によかった。(F女子)

メニューへ 学校紹介へ 前のページへ