計 算 事 務

★「計算事務」とは
 商取引や経営に関する諸計算を、珠算や計算機によって、正確・迅速に処理する能力を身につけ、企業経営の計算事務を合理的に遂行する態度や習慣を養うものです。このためには、まず、珠算や計算機に折る計算に習熟し、計算感覚を高めるとともに、計算事務を処理するのに必要な商業上の法規・習慣・制度などの知識を取得することが大切です。(平成14年度入学生からは、科目名が商業技術になり、ワープロやデザインが追加されました)
★電卓各部の名称と働き
 電卓は、機種により、名称や働きに若干の違いはありますが、基本的な操作は同じです。次に示した電卓について、各部分の名称とそれぞれの機能について紹介します。

★電卓の操作
 電卓を正確に、速く行うためには、キーの配列を覚え、キーを見なくても入力できるブラインドタッチを覚える必要があります。ここでは基本的な操作として、一般に行われている右手で入力する方法を紹介します。
★検定について
ここでは、私たちが受ける検定について説明します。私たちが受ける検定には、社団法人全国経理学校協会主催と、全国商業高等学校協会主催の2種類があります。その2つの検定について説明します。(平成14年から一部変更になっています)
◎社団法人全国経理学校協会主催
まず最初に受けるのが、社団法人全国経理学校協会主催の電卓計算能力検定です。この検定は正確に早く計算する技術が必要になります。検定試験は十段、九段、八段、七段、六段、五段、四段、三段、二段、初段の10段位及び1級、2級、3級、4級の4階級に分けられます。各級とも1種目100点を満点とし、1級、2級、3級、4級は各種目とも得点70点以上を合格とします。ただし、段位は1種目200点を満点とし、各種目の得点が100点以上の総得点制とし初段は500点以上、二段から50点ずつ加点して定め、全種目満点を十段とします。

種目及び制限時間は次のようになります

乗算 除算 見取算 複合算 伝票 合計
段位、1級、2級、3級 10分 10分 10分 10分 10分 50分
4級 10分 10分 10分 10分 40分
◎全国商業高等学校協会主催
次に受ける検定が、全国商業高等学校協会主催の電卓実務検定です。この検定は、電卓による計算実務の能力を測る検定です。検定試験は1級、2級および3級の3種に分けられます。

試験の種目および程度は、次のようになります。

1級 (1)普通計算 A 見取算 5けたから11けたの加減算(平均字数110字)1題10口から20口の円・ドルの問題10題。小計の問題4題。構成比率の問題4題。合計の問題2題。ただし、補数計算1題を含む。
B 伝票計算 納品伝票の計算5題。
制限時間はA・Bあわせて15分。
(2)応用計算(文章形式で出題) 売買・損益計算、単利計算、手形割引の計算、複利計算、複利年金の計算、証券投資の計算、減価償却費の計算、経営分析に関する計算、合わせて15題。
制限時間は25分。

2級 (1)普通計算 A 見取算 4けたから9けたの加減算(平均字数90字)1題10口から20口の円・ドルの問題10題。小計の問題4題。構成比率の問題4題。合計の問題2題。ただし、補数計算1題を含む。
B 伝票計算 納品伝票の計算5題。
制限時間はA・Bあわせて15分。
(2)応用計算(文章形式で出題) 売買・損益の計算、単利計算、手形割引の計算、複利計算、合わせて15題。
制限時間は25分。

3級 (1)普通計算 A 見取算 3けたから8けたの加減算(平均字数70字)1題10口から20口の円・ドルの問題10題。小計の問題4題。構成比率の問題4題。合計の問題2題。ただし、補数計算1題を含む。
B 伝票計算 納品伝票の計算5題。
制限時間はA・Bあわせて15分。
(2)応用計算(文章形式で出題) 貨幣換算、売買・損益の計算、単利計算、手形割引の計算、合わせて15題。
制限時間25分。

 検定に合格するためには、1級、2級および3級の普通計算は150点満点、応用計算は150点満点、合計300点満点とし、220点以上を得なければなりません。
 授業ではほとんど検定の問題をするので、先生の話をよく聞いて真面目に授業を受け、1級取れるように頑張って下さい。


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