暇つぶしに
数学(?)に挑戦しよう!


「先生,このトランプ手品の種明かしできますか?」と教えてもらいました
テレビ番組「伊藤家の食卓」で紹介されたトランプ手品
その「種明かし」です!


いかがでしたか,種明かしは思ったより簡単だったかな!
トランプを使った数当てゲーム,しかしこの手品はよく考えていますね。
ゲームや種明かしだけでなく,自分で新たなゲームを創作するのも面白そうです。
皆さんもいろいろ考えれば,もっと不思議な手品やゲームを作れるかも知れませんね。
テレビ番組「伊藤家の食卓」というのも面白そうですね。
火曜日の午後7時からだそうです。

 「 トランプを出してやってみたんですが,何度やってもならないんですよ~(汗)」などのメールをいただきました。問題文に解り難い部分もあるかとも思いますので,補足させていただきます。以下返信メールより。
 当方の表現不充分のため,手順①~⑩の何れか,勘違いされておられる部分はないでしょうか。
①ジョーカーを除く52枚のトランプから,まず1枚を抜き出して机の上に数字を上にして置く
 「数字が見える表(おもて)が上です」
②そのカードの数字から数えて13まで次々とカードを重ねていき,山を作る(例えば,最初の数字が6なら,続けて7.8.9.・・・と13まで数えながら重ねていき8枚の山となり,一番下に6にある)
 「ここも表を上です」
③今できたカードの山を裏返して置く(山1,上の例なら6が一番上にくる)
 「この山の一番上に,1枚目のカード(②の例では6)が裏返しになっている」
④残っているカードを使って,同様に13まで数えて(1.2.の手順を繰り返して),次々と山を作っていく(山2,山3,山4,・・・)
⑤最後にトランプが足りなくなって,13まで数えられない時は,別に残して置く(別山)
⑥幾つかの山(山1,山2,山3,山4,・・・)が出来る
⑦その山の中から,好きな山を3つだけ選ぶ
⑧他の山は,別に置いたカード(別山)と一緒にして手に持つ
 「残った3つの山以外の全てのカード(ジョーカーは除く)を全部手に持つことになる」
⑨3つのカードの山数を1.2.3と数えた後,続いて手持ちのカードから4.5.6.・・・と13まで数えながら10枚捨てる
 「最初の1,2,3は数えるだけで,捨てない。4~13まで数える時の10枚を捨てる。ここで捨てるのは常に10枚。」
⑩3つの山から2山を選び,選んだ2つの山の一番上のカードを開き,その2枚のカードの数の合計だけを手持ちのカードから捨てる(例えば,選んだ2つ山の一番上のカードが3と6だったら3+6枚の9枚を捨てる)
 「⑩の1番上のカードというのは,各山を作った時の1枚目のカード(②の例では6)が裏返しになっている」
 これで,「手に残っているカードの枚数」と「残った山の1番上のカードの数字」が「一致する」ということです。手順を文章化しているのですが,当方の言葉足らずの部分があるかと思います。手順を確認しながら,もう一度試してみてください。まだ解りにくい点や疑問等がありましたら,ご連絡ください。nari

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