商業教育のマナー指導

(マナー指導の共同研究をしてみませんか。)


面接指導は、今回で終わりです。
毎回、長たらしい文章で申し訳ありませんでした。
初めての経験で、張り切りすぎたところがあります。
今後は、ビジネスマナーを課題にしたいと思いますが、研究して形式に工夫をしたものにしたいと存じます。
今までの内容や画面について適当なアドバイス(忠告、助言)をお願いします。


面接指導その4

  1. その他

     その他面接試験の指導は、敬語の使い方、面接での適切な答え方、質問の解釈に仕方など生徒に教えたいものはたくさんありますが、ここではマナー面だけの説明に止めさせて頂きます。その他、注意させたい事項を箇条書きで。

    1. 答える場合

      1.で述べました「はい」を必ず入れること。(ハキハキした態度に見えること、声の調子をはかること、返事の後多少間を置いても不自然さがないこと)
       

    2. 面接中に

      絶対時計を見ないこと(試験官の感情を害します)
       

    3. 緊張したり、赤面することは当たり前であること

      (むしろ馴れ馴れしい態度は試験官の不快をかうばかりです。でも、後半は、笑顔がでるくらいの余裕がほしいものです。面接官の資格として、受験生の緊張をとぎほぐすことができなければいけないことも生徒に教えてやった方が安心します。)まだまだ注意事項はあるようですが、お気づきの先生がいらっしゃいましたら、ご指摘下さい。


  2. 退室の仕方

     ここも、第一印象の次に大切なところです。気を抜くことなく、さわやかな印象を与えることが肝要です。ここの指導は、入室と逆になります。


  3. 控え室の態度・会社の出入り

     ここも、受験生の面接の指導として欠かすことができないところです。私は、過去の生徒たちの成功例や失敗例で説明致しております。私の面接の指導の仕方の結論ですが
     

    1. まず第一にハキハキした態度と大きな声。

    2. マナーや敬語は、二の次。
    3. 笑顔がでれば更によい。

       随分乱暴な教え方とお思いでしょうが、普段マナーなど無視しがちな現代っ子に急に教え込もうとするのが無理なことと思っています。高校生らしいはつらつとした態度で、面接試験に臨むように指導するのが得策かもしれません。下手にスマートなマナーを押し付けてもぎくしゃくした態度になり兼ねません。

     受験を前にして不安がっている生徒に、まず自信を持たせることが必要ではないでしょうか。だからと言って、私の面接のマナー指導が生徒の不安を解消できる最良の方法とは思っておりません。今後、先生方と互いに研究し合ってより以上の指導方法を完成させたいことを願っています。


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