第９号 2002年6月24日（月）発行　文責：鳴海秀人

1. 『スパルタクスは勇敢で、カッコいい！』
   　意味があったと思う。スパルタクスは、すごい勇気があって、まじカッコイイと思う。多くの死者もでたけど、勇敢であった。ある意味では、私は自由になったと思う。何もしないでいつまでも苦しい思いをしてるより、スパルタクスらのようにあたってくだけた方がよい。（２組　Ｔ）
2. 『闘っているときは、きっと希望にあふれていた！』
   　スパルタクスの反乱は、結果的にはロ−マ軍によって鎮圧されたけど、無駄だったとは言い切れない。反乱が起きる前、奴隷たちは希望も何もなく、生きることを苦に思っていたと思う。でも、スパルタクスと共に逃亡し、自由のために闘っているときは、きっと希望にあふれていたと思う。それに、もしかしたらロ−マの市民たちは、少しは反省してくれたかもしれない。（２組　Ｋ）
3. 『奴隷のリ−ダ−らしく！』
   　広い競技場で、剣で奴隷同士の殺し合いを、ロ−マ市民が喜んで見ていたというのが、何が楽しいんだろう？と思った。
   スパルタクスは逃亡して良かったと思う。他の奴隷たちもあとから増えて12万人にもなった。でも、アルプスに到着するのが一ヶ月遅れたために、アルプス越えができなくなり、悔しかっただろうなと思った。スパルタクスの最後は、殺されてしまったけど、ロ−マの小隊長を二人も殺したし、逃げなかったのが奴隷のリ−ダ−らしいな〜と思った。（２組　Ｋ）
4. 『こんな時代があったなんて？』
   　人間同士で殺し合わせて、それを見て楽しむなんて、人間のやることじゃないと思ったし、ひどすぎると思う。スパルタクスの反乱は、結局失敗に終わってしまったけれど、全然無駄なことではなかったと思う。その証拠に、最後の方では奴隷軍は12万人にも増えて、スパルタクスと一緒に闘っていたから、この反乱は、奴隷たちにとって意味のないことじゃなかったと思う。こんな時代があったなんて、人って恐いなと思いました。（２組　Ｙ）
5. 『自由になりたいという気持ちをぶつけただけでも…』
   　奴隷の人たちは、すごい勇気があると思う。少しの人で立ち上がって立ちむかった人たちも、その人についてって闘った人たちも、みんな自分たちの未来のためにがんばって、まじかっこよい。最後、負けちゃったけど、自由になりたいという気持ちをぶつけただけでもいいと思う。だから、スパルタクスの行動は、無駄ではない。（２組　Ｏ）
6. 『人間として生きたくて！』
   　奴隷もやっぱり人間として嫌なことから逃げたいと思っていて、それが限界を越えたと思う。自分もあんな生活をさせられたら耐えられないし、逃げたくなる。このスパルタクスらの行動は、とっても勇気のある行動だった。捕まってすぐは、殺されて意味がないかも知れないが、後からきっと役に立っていると思う。この行動によって、ロ−マ市民も奴隷に対しての接し方が変わってくると思う。（２組　Ｍ）
7. 『自殺することで、自由に！』
   　奴隷とされた人たちは、自由になりたいと思い反乱を起こしたが、それは無駄ではなかった。トイレで綿をのどに詰めて自殺したのは、それだけ自由になりたかったんだとわかり、すごく気持ちが伝わってきた。（２組　Ｉ）
8. 『二度と奴隷が出てこない社会でありたい！』
   　トイレで自決するぐらい追いつめられていたので、その頃は苦しい想いで、時代と闘っていたんだナ−と思うと胸が痛くなる。奴隷は、自分のやりたいこともできず、人間としてみられていなかったり、本当に遊ばれたのら猫のようだ。自分はこういう人にならなかっただけでも幸せなんで、残りの人生を大切に、こういう奴隷とかがもう二度と出てこないことを祈って、生きていきたい。（２組　Ｔ）
9. 『命ほど大切なものは、ない！』
   　きょうの授業で、一番心の中に残っていることは、昔奴隷たちがお互い剣を持って相手を殺していたということだ。でも、中にはそれが嫌で、逃亡した人たちがいっぱいいたということがわかって、なんだか安心した。やっぱり、人間同士で、相手を殺し合うことは、絶対にいけないこと。世の中には、この世に生まれてきたくても、いろんな理由で生まれてこれない子たちや、生まれてこれたとしても、長く生きられない人たちがたくさんいる。その子たちのことを考えたら、そういうことはできないと思う。日本では人殺しなどが起きているが、そういう人たちは、一体何を考えているのだろうと思う。人の命を何だと思っているのだ。人の命ほど大切なものはないのだ。（２組　Ｍ）
10. 『強さなんて、闘ってみないとわからない』
    　スパルタクスは、とても勇敢に闘った思う。奴隷という立場から、「自由」を求めて闘っていったのは、すごいと思った。今年のワ−ルドカップも、優勝候補がつぎつぎと敗れたけど、強さなんて、実際闘ってみないとわからないと思う。結局負けたけど、奴隷たちも頑張った。（２組　Ｎ）
11. 『夢と希望をあたえてくれた！』
    　悲しい話だった。でも、無駄ではなかったと思う。何故かというと、奴隷扱いされている時と比べて、みんなで反乱を起こしているときは、どれいではなかったからです。自分たちで行動して、好きなことも今まで以上に出来たと思うからだ。それに、他の奴隷たちに夢と希望を与えたと思った。
    　ワ−ルドカップも、日本は惜しくも負けてしまったけど、日本代表選手は、夢と希望を与えてくれた。なによりも、感動を、ありがとう！日本　チャチャチャ！（２組　Ｋ）
12. 『反乱しかなかった』
    　スパルタクスのとった行動は、正しかったと思う。それは、自由になりたいという気持ちがあるのなら、やっぱり反乱するしかないと思うので、そまま奴隷として死んでいくよりは、
    勇敢に闘って死んだ方がまだいいと思う。やることに意味があると思う。（１組　Ｋ）
13. 『６０００体の首なんて、キモイ』
    　スパルタクスはとても勇敢に闘った。もし、自分も奴隷だったら、スパルタクスについていった思う。６０００人の首が、道に並べてあったら、かなりキモイと思う。でも、見てみたいカモ。（１組　Ｉ）
14. 『体力があるうちに、ロ−マ軍と戦えば良かったかも』
    　人数が少ないうちは逃げた方がいいけど、12万人まで人数が増えたら、体力があるうちに、みんなで戦えば良かったのにと思った。人数が増えたら逃げるのが難しくなるから逃げ回って疲れる前に、ロ−マ軍への怒りと体力がたくさんあるうちに戦えば勝たかもしれないと思った。スパルタクスの反乱が無駄だったかどうかは、わからない。その反乱によって、労働などが軽くなったかもしれないし、逆に厳しくなり、もう絶対に反乱が起きないように警備が厳重になったかも知れない。だから、何とも言えない。（１組　Ｕ）
15. 『アルプス方面に行かず…そのまま船で…』
    　普通に考えれば無駄だと思うけど、ロ−マの奴隷として働いて、じっと死を待つより「自由になりたい」という夢に向かって行動している方が、生きている感じがしていいと思う。アルプス方面に行かず、そのまま船に乗ってシチリア島を目指せば良かったのに……。そしたら、一人でも多く助かっていたかもしれない。でも、この反乱で何人かの人は逃げて普通の生活にもどれたのかなぁ？（１組　Ｎ）
16. 『これがなかったら、今の自由もなかったのでは？』
    　スパルタクスの行動は、無駄ではなかったと思う。たとえその後殺されたとしても、誰か行動を起こさなければ何も始まらないし、これがなければ"今の自由"もなかったかも知れないと思う。丸２年間の闘いは、惜しくも負けてしまったけど、とっても意味のある２年間だったのではないかと思う。先頭に立ってやろうと言った人は本当に偉いなと思う。
    　日本では、まだ米作りがやっとの時代なのに、（ヨ−ロッパ）では、もうこんなことまでしている…。やっぱり、日本はおくれているな、と思った。（１組　Ｓ）
17. 『スパルタクスはすごい！』
    　スパルタクスはすごいと思った。自由のために闘って、12万人の仲間を連れてロ−マ軍に立ち向かってすごい！スパルタクスの起こした行動は、結果的に失敗に終わったけど、奴隷にとっては大きな夢を見れて良かったと思う。（１組　Ｋ）
18. 『あと、一歩だったのに……』
    　無駄じゃなかったと思った。あのまま奴隷として命を落とすよりも、反乱し闘った方が良かったと思う。スパルタクスはすごいと思った。あと一歩で自由を手に入れようとしたけど、ロ−マ軍に敗れたところがかわいそうだった。今考えると世界は平和になったと思った。（１組　Ｋ）
19. 『自由になるために何かをするのは当たり前！』
    　無駄じゃなかった。「自由になりたい」って誰だって思うことだし、そのために「何かしよう」とか思って行動するのは当たり前のことだと思う。（１組　Ｈ）
20. 『無駄だったと思う、けど……』
    　スパルタクスの反乱は、死者を９万人中６万人も出したりしたから、無駄だったと思う。それに、6000人の捕虜たちも
    みせしめに、街道で殺されたりしたから、命がもったいないと思う。でも、「自由になりたい」と思っていたなら、やっぱり闘うしかなかったと思う。あのまま奴隷でいたらどうなっていたんだろうと思う。（１組　Ｅ）
21. 『無駄だったと思うけど……』
    　スパルタクスの乱は無駄だったと思うけど、やっぱり自由になるためには、やってみないとわからない、と思う。自由のために闘ったから、かっこいいと思った。本当にかっこいい。（１組　Ｈ）
22. 『もしも、海賊が裏切らなかったら……』
    　スパルタクスは、すごい勇気がある人だと思った。もし、海賊が裏切らなかったら、スパルタクスや奴隷たちはうまくいったと思う。スパルタクスの反乱は、無駄ではなかったと思う。一生奴隷で死ぬかと思うと、絶対嫌だ。（１組　Ｎ）
23. 『奴隷のまま死ぬより、悔いのない死に方！』
    　７０人の奴隷から、12万にもの軍になってすごいと思った。
    奴隷軍は、あのまま奴隷として死ぬより、こうやって旅をしたり戦ったりして、無駄な死に方をしなかった。悔いはないと思う。奴隷たちにとって、スパルタクスは希望を与えてくれた人だと思う。（１組　Ｓ）

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