Q12.どんな時に水換え(そうじ)をするのか


A.

  1. 水面の泡が消えにくい時・・・(浄化能力の低下)
  2. 腐ったような臭いがする時・・・(水質変化)
  3. 水の色が白っぽく変化した時・・・(水の腐敗)
  4. ろ過槽の目が詰まって水が出ない時・・・(水が浄化できない)
  5. 卵を産んだ後・・・(産卵や卵がふ化した後では水質が悪くなる)

以下、参考のために

質問メール:

 ず-っと熱帯魚を飼っていたのですが、2週間前から新しい水槽(60Cmで、上部ろ過器用)で、金魚を飼いだしました。ところが、金魚の水の方が3日くらいから汚れ出して、いくら水を換えても、白く濁っています。また、市販のバクテリアや麦飯石という水の汚れを取る物を入れてみましたが、変わらずです。
 金魚と言うのは、熱帯魚に比べこんなにも水が汚れるものなのでしょうか?
 5匹いた金魚が3匹になってしまいました。金魚やさんでは10日くらいで水の取り換えをして下さいといわれましたが、毎日、少しづつ水を取り換えてはいけませんか?

回答:

  • 60cmの水槽は、最も扱いやすい大きさです。大きい水槽ほど、金魚にとっては住みやすい環境が作りやすいのです。
  • 上部ろ過器は下面式ろ過に比べ、効率は悪いが掃除や取り扱いは簡単です。底面の沈殿物を充分吸えないので、底面に砂石を敷くと、水が濁りません。

 問題の金魚の水槽の水が3日間位で濁り(汚れる)出して、いくら水を換えても白く濁っているとのことですが、考えられることとしては、
  1. この時期は金魚の産卵期ですので、雌・雄の親金を一緒に入れると、急激な環境の変化(水質、水温、明るさ)で、1日で雄は精子を出し、白濁します。その時、アワも立ちます。これは1回だけの場合が多い。
  2. いくら水を換えても白く濁るというのは、
    • 場所を変える(明るさ、温度) 
    • ろ材を変える
    • 飼料を変える(減らす) 
    • 古水を入れてみる(青く濁る水は良い水です)

 金魚は熱帯魚と違って、ふんの量が多く、すぐに水が濁ります。
 5匹の金魚が3匹になったということは、2匹が死んだ原因を知ることが大切です。 

  • 水温の差 
  • 水質が悪い 
  • えさのやり過ぎ
  • 化学物質
  • 寄生虫、など
 水換えについては、毎日少しずつ換えるのが理想的で、一度に全部換えるのは、危険です。
 

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